化学分析・生命科学系
示差熱天秤(TG-DTA)
メーカー | 株式会社リガク |
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型番(形式) | TG8120 |
設置場所 | 22号館314室 |
管理室 | 熱分析室 |
公開範囲 | 学内外 |
技術職員 | 配置なし |
学内利用 | 機器分析受付システム |
マニュアル (学内のみ) | トレーニング、ハードウェア、ソフトウェア(12MB)、ガスフロー、サンプル |
TG(熱天秤、Thermo-Gravimetry)は、試料を一定速度で加熱、冷却しながら、その重量を連続的に測定する技術です。試料の重量変化と温度の関係から、分解、酸化、還元、昇華、吸着、脱着などの反応に関する情報が得られます。DTA(示差熱分析、Differential Thermal Analysis)は、試料と基準物質を同一の熱的条件で加熱、冷却し、両者の間に生じる温度差を精密に測定する技術です。通常TGとDTAは一体となっており、TG-DTA装置と呼ばれます。
装置性能および仕様
ホルダの型 | ツインホルダ |
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測定温度範囲 | 室温~1300℃ |
測定雰囲気 | 大気、不活性ガス、ガスフロー |
試料量 | 最大 1g |
TGレンジ | ±0.1~±250mg / フルスケール |
分解能 | 0.1μg |
DTAレンジ | ±1.5~±1000μV / フルスケール |
加熱炉 | 抵抗炉 |
分析対象
状態 | 液体、固体 |
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物質 | 有機物、錯体、高分子、セラミックス、無機物、金属、一般薬品、合成繊維 |
■分析不可
爆発性物質、発火性物質