化学分析・生命科学系

応力制御式レオメーター

メーカーAnton Paar AG
型番(形式)MCR-302
設置場所22号館413室
管理室物質ダイナミックス解析室
公開範囲学内外
技術職員配置あり
学内利用機器分析受付システム

応力制御式レオメーターです.低粘度流体からスラリー,ポリマー溶融樹脂などの高粘度流体の粘度や弾性を測定できます.また,様々なオプションを備えており,磁気粘弾性の測定,顕微鏡による拡大観察+粘弾性の同時測定,偏光イメージング+粘弾性の同時測定,フィルム状溶融樹脂の伸張粘度計測,ねじり変形計測など,様々な測定が可能です.

装置性能および仕様

最小トルク0.5nN・m(振動)
1.0nN・m(定常回転)
最大トルク200 mN・m
偏向角0.05 mrad
最小角速度1e-9 rad/s
最大角速度314 rad/s
最小角周波数1e-7 rad/s
最大角周波数628 rad/s
ノーマルフォース範囲0.005N ~ 50N
測定温度ペルチェ(水冷):-20 ~ 180℃
ペルチェ(空冷): +5 ~ 200℃
対流式オーブン:-150~450℃

分析対象

低粘性溶液,水溶性ポリマー,溶融樹脂,スラリー,ペースト,溶媒,磁性流体,粘着剤,接着剤,食品,化粧品,医薬品,塗料,分散系流体,液晶,界面活性剤,イオン液体,ゲル構造体,ソフトマターなど

分析対象不可

腐食性物質,毒物

ご依頼時に必要な情報

  • 測定の目的
  • 試料の内容・個数
  • 試料のおおよその粘性
  • 測定希望の粘度領域
  • 治具を傷つける可能性のあるもの(フィラーなど)の混入の有無
  • 測定温度
  • プレートから試料を容易に拭き落とせるか
  • 廃棄物の持ち帰り可否

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