質量分析セミナー(高分解能イオンモビリティ質量分析)

近年の高度な技術的課題や厳密な品質管理への迅速な取り組みにおいて、先端分析設備の果たす役割がますます重要になってきています。当設備共用部門では、先端分析設備の計画的な整備・更新を行うと共に、広く学内外の皆さまにご活用いただけるよう活動しております。
本講演会では、昨年度更新した高速液体クロマトグラフ/イオンモビリティ搭載型四重極飛行時間型質量分析計(HPLC-IMS-QToFMS)について、日本ウォーターズ株式会社様から講師をお招きし、装置の基礎的な原理から実際の測定事例、最新の分析技術の動向をご講演頂く運びとなりました。
また、希望者にはセミナー終了後に実機の見学を行います。併せて、学内外問わず分析のご相談等もお受けいたします。
皆さまの教育活動をはじめ、研究開発ならびに企業経営に当設備共用部門をご活用いただく契機として、本講演会へのご参加をお待ちしております。

プログラム

日 時:2024年6月14日(金) 13:30~(座学は16:05まで、実機見学・相談会は17:00まで)
場 所:名古屋工業大学4号館110室(産学官交流プラザ)(交通アクセス
※座学のみMicrosoft Teamsによる同時オンライン配信あり(簡易接続マニュアルpdf
参加費:無料

13:00
開場

13:30 ~ 15:00 ※質疑応答込み
「飛行時間型質量分析計の基礎から最新技術Cyclic IMSの活用まで」
日本ウォーターズ株式会社 学術本部
江﨑 達哉氏

(主な発表内容)
(1) Cyclic IMS搭載QTof MSの紹介と活用事例の紹介
(2) DESI(イオン源オプション)によるMSイメージング
(3) 飛行時間型質量分析計の基礎から最新技術まで

15:00 ~ 15:05
休憩

15:05 ~ 16:05 ※質疑応答込み
「イオンモビリティ質量分析による合成高分子の分析」
名古屋工業大学大学院 工学専攻生命・物質化学プログラム
北川 慎也教授

16:05 ~ 16:10
休憩

16:10 ~ 17:00
実機見学・相談会
※学外の方で現地参加の希望者のみ
※1度に5名程度での見学となりますので、参加希望人数によって時間は変動します

お申し込み

※申し込み受け付けは終了いたしました。多数ご参加頂き誠にありがとうございました。
出席者:40名(企業:9名、他大学・研究機関:2名、名工大生:17名、教職員:12名;現地参加:21名、Web:19名)