化学分析・生命科学系
示差走査熱量計(DSC)

| メーカー | 株式会社リガク |
|---|---|
| 型番(形式) | DSC8230 |
| 導入年度 | 2004 |
| 設置場所 | 22号館314室 |
| 管理室 | 熱分析室 |
| 公開範囲 | 学内外 |
| 技術職員 | 配置なし |
| 学内利用 | 機器分析受付システム |
DSCとDTAは基本的には同様の測定方法です。ただし、DTAは試料内の熱伝達関数が関係するため、反応熱量の定量的評価ができません。それに対して DSCでは、試料と基準物質を熱的に分離し別々にエネルギー入力を与えることにより、両者の温度を等しく保つために必要なエネルギー入力の差を測定します。この方法では熱エネルギーを電気のジュール熱で与えるので、反応熱を定量的に測定できます。
装置性能および仕様
| 測定方法 | 熱流速形 |
|---|---|
| 測定温度範囲 | 室温~725℃(窒素雰囲気下) -120~200℃(冷却アタッチメント付加時) |
| DSCレンジ | ±0.1~±100mW /フルスケール |
| 加熱炉 | 抵抗炉 |
分析対象
| 状態 | 液体、固体 |
|---|---|
| 物質 | 有機物、錯体、高分子、セラミックス、無機物、金属、一般薬品、合成繊維 |
■分析不可
爆発性物質、発火性物質