化学分析・生命科学系

示差走査熱量計(DSC)

dsc8230
メーカー株式会社リガク
型番(形式)DSC8230
設置場所22号館314室
管理室熱分析室
公開範囲学内外
技術職員配置なし
学内利用機器分析受付システム

DSCとDTAは基本的には同様の測定方法です。ただし、DTAは試料内の熱伝達関数が関係するため、反応熱量の定量的評価ができません。それに対して DSCでは、試料と基準物質を熱的に分離し別々にエネルギー入力を与えることにより、両者の温度を等しく保つために必要なエネルギー入力の差を測定します。この方法では熱エネルギーを電気のジュール熱で与えるので、反応熱を定量的に測定できます。

装置性能および仕様

測定方法熱流速形
測定温度範囲室温~725℃(窒素雰囲気下)
-150~200℃(冷却アタッチメント付加時)
DSCレンジ±0.1~±100mW /フルスケール
加熱炉抵抗炉

分析対象

状態液体、固体
物質有機物、錯体、高分子、セラミックス、無機物、金属、一般薬品、合成繊維

■分析不可

爆発性物質、発火性物質

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