化学分析・生命科学系
フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)
メーカー | 日本分光 |
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型番(形式) | FT/IR-6300, IRT-5000 |
設置場所 | 22号館310室 |
管理室 | 赤外ラマン分光室 |
公開範囲 | 学内外 |
技術職員 | 配置なし |
学内利用 | 機器分析受付システム |
顕微測定、真空測定可能です。
<測定用アクセサリー>
透過測定
通常の測定です。フィルム状のものはそのまま測定できます。 粉体試料はKbr錠剤に埋め込んで測定します(錠剤成形器使用)
<ATR測定>
赤外光の吸収が大きな試料で透過測定が困難な場合に用います。試料(固体,粉体あるいは液体)を屈折率の大きな,赤外光透明な媒体(ZnSeとGeを常備)に密着させ,媒体中を赤外光を全反射させて測定します。
<顕微測定> [ 650-6,000 cm-1]
透過、反射、ATR、RAS測定が可能です。 倍率×16倍の光学顕微鏡で試料を観察しながらマッピング測定、ライン測定、多点測定ができます。
<錠剤成形器>
φ2mmの錠剤を作成することが可能なハンドプレスがあります。通常は,粉体試料をKBrに混ぜて成形し,透過測定に用います。
装置性能および仕様
測定可能波数領域 | 400-7,800 cm-1 |
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アタッチメント | ・ATRアクセサリ(ZnSe, Ge) ・窒素置換可能な温度可変ステージ |
分析対象
分析対象 | 透過測定:面積5×5μm以上、厚み0.1~10μm 反射法:面積10×10μm以上、厚み0.1~5μm ATR:面積10×10μm以上、厚み0.1~数μm(もぐりこみ深さ) RAS法:面積50×50μm以上、厚み数10Å~0.1μm 温度可変ステージ利用の場合、直径1.8cm, 高さ3mm以下 |
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■分析不可
温度可変ステージ利用の場合、ATR測定は不可