化学分析・生命科学系

ICP発光分光分析装置

メーカー島津製作所
型番(形式)ICPE-9820
製品カタログ(学内のみ)
設置場所22号館317室
管理室ICP室
公開範囲学内外
技術職員配置あり
学内利用機器分析受付システム

ICP発光分光分析装置(ICP)は高温プラズマ中に試料を噴霧し、生成する解離原子およびイオンの発光スペクトルから、元素の種類とその量を測定します。
多元素同時測定ができるマルチチャンネル型で、ppb-ppmの幅広い濃度範囲の多元素を一斉に測定できます。

装置性能および仕様

最大高周波出力1.6 kW
分光器エシェル分光器
波長範囲167-800 nm
検出器半導体面検出器(CCD)
分解能≦0.005 nm @200 nm
観測方向軸・横方向観測
プラズマトーチミニトーチ
ネブライザー同軸形
試料噴霧室サイクロンチャンバー
ソフトウェア波長自動選択機能
共存元素情報自動作成
定性分析
定量分析(全波長域データ保存可能)
測定可能元素(検出下限1 ppb以下)Li, Be, B, Na, Mg, Si, K, Ca, Sc, Ti, V, Cr, Mn, Fe, Co, Ni, Cu, Zn, Sr, Y, Zr, Nb, Mo, Ag, Cd, Ba, La, Eu, Gd, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, Lu, Hf, Re
測定可能元素(検出下限1~10 ppb)Al, P, S, Ga, Ge, As, Se, Ru, Rh, Pd, In, Sn, Sb, Te, I, Ta, W, Os, Ir, Pt, Au, Hg, Tl, Pb, Bi, Ce, Pr, Nd, Sm, Tb, Th, U
測定可能元素(検出下限100 ppb以上)Rb, Cs

分析対象

測定試料条件必要試料量:50mL以上
酸性水溶液(塩酸、硝酸、硫酸、フッ酸など)
酸濃度:1重量%程度
測定対象元素濃度:1ppm以上が望ましい
分析不可有機溶剤、有機物、固形物

ご依頼時に必要な情報

  • 測定の目的
  • 測定対象元素の種類と濃度
  • 測定対象元素以外に含まれる金属元素の種類と濃度
  • 試料の個数
  • 試料の状態
    固体の場合:形状、提出可能な量、溶解する酸の種類
    液体の場合:酸の種類と濃度
  • 測定種類(定性・定量)

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