化学分析・生命科学系

全自動元素分析装置

varioel
メーカーElementar
型番(形式)vario EL cube
設置場所22号館223室
管理室質量分析室
公開範囲学内外
技術職員配置あり
学内利用機器分析受付システム

本装置は、物質中の炭素、水素、窒素および硫黄の元素量を測定するための装置です。この装置を用いることで、医薬品のような1 mg以下のミクロサンプルから、土壌などのセミマクロサンプルまでを測定することが出来ます。固体試料の他に、液体試料の測定を行うことも可能です。有機化合物の純度の評価に必須の測定法であり、医薬品・合成物・高分子材料などの有機化合物や有機金属化合物の元素分析に用いられます。また、合成物だけでなく天然ゴム・化石燃料・土壌・植物・食品などの天然物の元素組成を確認するためにも利用されます。

装置性能および仕様

サンプル重量有機物~50 mg, 土壌~1 g
約 1 mg程度から測定可能
測定範囲C ~40 mg
H ~3 mg
N ~15 mg
S ~6 mg
分析時間C,H,N,S 4元素で約10分
精度≦0.1%abs. (C,H,N,S: 2 mg スルファニル酸)
検量線多点方式(4点より検量線作成可能)

分析対象

状態固体、液体
物質有機化合物全般
試料量試料は余裕をみて10mg程度をお持ち下さい。通常の有機化合物では1回の分析で約2 mgの試料を使用し、通常2回測定します(C, H, N, Sの含有量によります)。それ以下の量での分析は、測定誤差が大きくなってしまいます。どうしてもご用意できないときはその点をご了解の上お申し込み下さい。

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