化学分析・生命科学系

超伝導高分解能核磁気共鳴装置(NMR)

メーカーJEOL RESONANCE
型番(形式)ECZ700R
設置場所22号館160室
管理室核磁気共鳴室
公開範囲学内外
技術職員配置あり
学内利用機器分析受付システム

本学最大磁場強度を持つNMRです。NMRは超電導磁石の静磁場強度が高いほど、横軸の分解能が上がります。そのため、タンパク、糖鎖、核酸など、似かよった構造が連鎖して狭い範囲にシグナルが密集しているようなサンプルの測定に適しております。

装置性能および仕様

磁石超伝導磁石方式(16.45テスラ)
観測周波数プロトン:700MHz
測定方式パルス波フーリエ方式
感度(13C)400
測定温度範囲-80~120℃
測定可能核種1H, 13C, その他(下図参照)
使用可能なNMR管Φ5mm, 長さ180mm以上
適切な試料溶液高40mm

 

分析対象

状態液体、可溶固体、気体
物質有機物、錯体、高分子
濃度10 mmol/L以上
分析不可不溶物

測定例

低周波核測定(95Mo) 通常のNMRでは共鳴周波数が15Nより低い核種は測定できませんが、低周波核専用プローブを用いることで測定が可能となります。
15N HMBC 1Hと15Nの遠隔カップリングを観測

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